スポニチアネックスによると

パドレスのダルビッシュ有投手(38)が1日(日本時間2日)、サンディエゴで行われた球団イベントに参加。ドジャースに入団した佐々木朗希投手(23)について語った。
佐々木のドジャース入団後、ダルビッシュが佐々木について話すのは初めて。米メディアなどの取材に対し、佐々木のドジャース入りの決断について問われると「自分たちとしてできることは全部やったと思いますし、球団として素晴らしい迎え入れをしたと思う。それは本人のディシジョン(決断)なので仕方ないと思います」と話した。
また、パドレスにも公平にチャンスがあったかと問われると「それは分からないです。佐々木君に聞かないと分からないことなので、僕は何も言えない」と話すにとどめた。
佐々木が日本でもフルシーズンを戦ったことが無いことにも言及。「こっちで球数管理してビルドアップしていくものだと思う。1年間投げられることを期待しています」と話した。
また「本人もどこかで苦しくなったりするだろうし、僕がもし頼られることがあれば自分のベストを尽くしたい。それは人間として」とライバル球団に移籍したものの、侍ジャパンで同僚だった佐々木を今後もサポートする考えも示した。
佐々木と交渉のプロセスでどれくらい連絡を取っていたかを問われると「普通に連絡は取っていますけど、めちゃくちゃ取っているっていうわけではない。ディシジョンした時は連絡をくれました」と説明した。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/02/02/kiji/20250202s00001007189000c.html
日本の反応
- ダルビッシュのコメントは冷静で的確 移籍の決断を尊重しつつ、必要ならサポートするという姿勢が素晴らしい
- パドレスも獲得に動いていたはずだが、それでも「仕方ない」と言えるのは大人の対応だと思う
- メジャー移籍は選手の人生の決断だから、他人がとやかく言うものではない ダルビッシュの言葉には重みがある
- 佐々木も環境が変わる中で大変なことが多いはず そういう時に頼れる先輩がいるのは心強い
- 経験豊富なダルビッシュがこうして気にかけてくれるのは、日本人選手にとって大きな財産になる
- 日本のプロ野球とメジャーでは球数管理やコンディション調整が違うから、佐々木も徐々に慣れていくしかない
- 佐々木がフルシーズン戦ったことがない点について、ダルビッシュが冷静に指摘しているのが印象的だった
- メジャーでは日本と違う挑戦が待っている その中でダルビッシュのような先輩がいるのは心強い
- 移籍の交渉がどのように進んでいたのかはわからないが、最終的には佐々木自身の判断なのだから尊重すべき
- 球団がどれだけ熱意を持っていたかはわからないが、パドレスも相当なオファーを用意していたはず
- ドジャースの環境は確かに魅力的だが、プレッシャーも大きい 佐々木がどう適応するかが見もの
- ダルビッシュは佐々木に対して適度な距離感を保っているのがいい 押しつけがましくなく、頼られたら助ける姿勢
- 日本人選手がメジャーで成功するには、こういう先輩のサポートがとても重要になってくる
- ダルビッシュのようなベテランが若手の成功を願うのは、日本の野球界にとってもプラスになる
- 佐々木の決断をリスペクトしつつ、客観的なアドバイスをするダルビッシュの姿勢は素晴らしい
- 移籍したら終わりではなく、その後もこうして支えてくれる先輩がいるのは佐々木にとって大きな財産
- ライバルチームに移籍しても、こうして関係を維持できるのは、日本人選手同士の絆があるからだろう
- ドジャースは環境としては申し分ないが、それに適応できるかどうかがカギになる
- ダルビッシュが「頼られることがあればベストを尽くす」と言っているのが印象的で、彼の人間性が伝わる
- 佐々木が今後どう成長していくのか楽しみ ダルビッシュのような存在を活かして、さらに飛躍してほしい
海外の反応
- ダルビッシュのコメントはとてもクールで大人の対応だ 彼のような先輩がいるのは佐々木にとって心強い(アメリカ)
- 移籍は選手の人生の決断だから、誰も文句を言うべきではない ダルビッシュの考え方は正しい(カナダ)
- 佐々木はこれから新しい環境に慣れなければならない その中でダルビッシュのような存在がいるのは大きい(イギリス)
- メジャーは日本と違う挑戦が待っているが、経験豊富な先輩がサポートしてくれるのは素晴らしい(ドイツ)
- パドレスファンとしては残念だけど、ダルビッシュの発言を聞くと納得せざるを得ない(アメリカ)
- こういう形で選手同士がリスペクトし合うのは素晴らしい 日本人選手の団結を感じる(フランス)
- 佐々木がフルシーズン投げたことがない点について、ダルビッシュが冷静に分析しているのが印象的だった(韓国)
- ドジャースの環境は確かに魅力的だが、その分プレッシャーも大きい 佐々木がどう対応するか見てみたい(オーストラリア)
- パドレスにもチャンスがあったかどうかは分からないというコメントは、正直で誠実な印象を受ける(メキシコ)
- ダルビッシュのような経験豊富な投手が、後輩をしっかり支えようとしているのは素晴らしい(イタリア)
- 彼の「仕方ない」という言葉には、悔しさよりも佐々木の決断を尊重する気持ちが込められているように感じる(スペイン)
- メジャーで成功するには実力だけでなく、適応能力が大事 ダルビッシュのアドバイスは重要になるはず(ブラジル)
- 移籍の決断をリスペクトしつつ、冷静に状況を見ているダルビッシュの姿勢がとても印象的だった(アメリカ)
- パドレスのファンとしては悔しいけど、こういうスポーツマンシップを見ると応援したくなる(カナダ)
- 日本の選手同士でこうして支え合うのは素晴らしい文化だと思う メジャーでもっと日本人選手が増えてほしい(イギリス)
- ドジャースで成功するには多くの壁があるけど、ダルビッシュのような存在がいるのは大きな助けになる(ドイツ)
- 佐々木がどんな活躍を見せるか楽しみ ダルビッシュの言葉が彼の支えになることを願っている(フランス)
- パドレスが獲得できなかったのは残念だけど、佐々木がドジャースで活躍するならそれもまた良い(アメリカ)
- ライバルチームに行ってもこうして関係を維持するのは、日本人選手の団結力の強さを感じる(メキシコ)
- ダルビッシュの「頼られることがあればベストを尽くす」という言葉が、とても誠実で素晴らしい(オランダ)
編集部の見解
佐々木朗希投手がドジャースに入団したことで、多くの野球ファンがその選択に注目している。そんな中、パドレスのダルビッシュ有投手が佐々木投手の移籍について言及した。これまで沈黙を守っていたが、ついに彼の口から率直な思いが語られた。
ダルビッシュ投手は「本人の決断なので仕方ない」とコメントしており、佐々木投手の決断を尊重する姿勢を示している。この言葉には、パドレスとしても全力で佐々木投手を迎え入れる準備をしていたという自負が感じられる。実際、メジャー移籍をめぐる交渉は球団の誠意や環境が大きく影響するため、パドレス側としても悔しい思いがあったのかもしれない。それでも、ダルビッシュ投手は決して批判することなく、「仕方ない」と淡々と語ることで、大人の対応を見せたように思う。
また、「パドレスにも公平にチャンスがあったのか」と問われた際には、「それは分からない」と回答している。これは、佐々木投手の心の内を他人が推測するのは難しいという意味合いもあるだろう。メジャー移籍は選手個人の人生の選択であり、どの球団を選ぶかはその選手自身が決めるものだ。ダルビッシュ投手としても、過度な干渉は避け、最終的な判断を尊重するスタンスを貫いたのだと感じる。
佐々木投手は、これまで日本のプロ野球でもフルシーズンを戦った経験がない。その点について、ダルビッシュ投手は「こっちで球数管理してビルドアップしていくものだと思う」と指摘している。確かに、メジャーリーグでは球数管理が徹底されており、日本のプロ野球とは異なる投手起用の方法が取られている。特に、若手投手が徐々に体力をつけながら成長していく環境が整っているため、佐々木投手にとっても大きな挑戦となるだろう。
一方で、「本人もどこかで苦しくなったりするだろうし、僕がもし頼られることがあれば自分のベストを尽くしたい」とも語っており、佐々木投手へのサポートを惜しまない姿勢を見せた。メジャーリーグの環境に適応するのは簡単なことではない。言葉の壁や生活習慣の違い、長距離移動の多さなど、日本とは大きく異なる環境の中でプレーすることになる。そうした中で、先輩であり同じ日本人投手でもあるダルビッシュ投手の存在は、佐々木投手にとって大きな支えになるはずだ。
また、佐々木投手とは「普通に連絡は取っている」としながらも、「めちゃくちゃ取っているわけではない」とも言及している。おそらく、無理にアドバイスを押し付けるのではなく、必要なときに手を差し伸べる距離感を大切にしているのだろう。特に、佐々木投手のように大きな決断を下したばかりの選手にとっては、自分のペースで環境に適応する時間が必要だ。ダルビッシュ投手は、そのあたりの微妙なバランスを理解しているのではないかと感じる。
佐々木投手のドジャース移籍には賛否両論があるが、最終的には彼自身がどの球団でプレーするのが最適かを判断するしかない。パドレスも獲得に向けて動いていたが、佐々木投手がドジャースを選んだのには何らかの理由があるのだろう。大谷翔平投手をはじめ、強力なチームメートが揃う環境は、成長する上でプラスに働く可能性が高い。しかし、その分、結果を求められるプレッシャーも大きい。これからの彼の成長を見守りたい。
また、ダルビッシュ投手のように、日本人選手同士が互いに支え合う関係が築かれているのは心強い。メジャーリーグでは、同じ母国出身の選手が精神的な支えになることが多い。特に、日本とは違う文化の中でプレーする中で、経験豊富な選手からのアドバイスは非常に貴重だ。佐々木投手も、ダルビッシュ投手の存在を頼りにしながら、新たな環境に適応していくのではないかと思う。
今回のダルビッシュ投手のコメントは、非常に冷静で客観的なものだった。佐々木投手の決断を尊重しつつ、自分ができることをしたという自負もあるように感じられた。そして、佐々木投手がこれから厳しい環境に飛び込むことを理解した上で、必要に応じてサポートするという優しさも垣間見えた。
最終的に、メジャーで成功するかどうかは、佐々木投手自身の努力次第だ。ダルビッシュ投手のような先輩たちから学びながら、アメリカの野球に適応し、より高いレベルで活躍することを期待したい。
執筆:編集部A
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